第36回 将来大人になった時に差がつく勉強の仕方
私たち大人が、普段仕事をしていて重要だと感じる知識や能力は、学校で学ぶ勉強と全くかけ離れていると感じませんか?歴史の知識がいくらあっても、Google先生には勝てないですし、計算が得意でも、コンピューターの方が速くて正確です。もし、子供のころから将来に役立つ勉強もやっていれば、将来大きな差がつくことは間違いないと思います!
もちろん、主要科目(5教科)の学習は必須です。それらは全て学びの基礎なので、中学校レベルの学力は、今積み上げる知識の土台になります。ただ、せっかく勉強するなら、将来に役立つ勉強も主要教科と一緒にしてしまえばいいのです。そこで、今日お伝えする将来役立つ勉強とは、「非認知スキルと情報処理スキル」です。学校のテストや通知表では判定できない能力になります。
私たち大人が普段仕事をしていて優秀だと思う人は、「非認知能力」が高い人です。目標設定ができる人、最後まであきらめない人、どんな状況でもポジティブな人、成長意欲が高い人、コミュニケーションが上手な人、大量の情報から有益な情報を見極めて自分の都合に合った利用ができる人など・・・、学歴や学力とは関係ない「非認知能力」が大きく影響していると感じます。
近年、大学の入試制度が大きく変化していますが、ただテストの点数がいい人よりは、普段から学習する習慣があり、レポートや課題を締め切り通りに提出し、自分の成長に対し努力ができる人を、大学側も欲しいはずです。私は経営者ですが、学歴が高くて頭のいい人よりも、「非認知能力と情報処理スキル」が高い人のほうが仕事の面でも優秀だと実感しています。
当塾の㊙学習システムでは、主要教科の指導に様々な仕掛けを組み入れて、「非認知スキル」も育てています。