第34回 「楽しい」が最初、世間は逆
人類始まって以来解決していない課題の1つが、「勉強と楽しい」を結びつけることだと思います。私たち大人も子供の時に、先生や親から「成績が上がれば、勉強が楽しくなる!」と言われたことはないですか?ところが、これは正しいようでかなり現実味が薄い考え方です。
そもそも、私たちが今生きている世界には、勉強の数100倍も楽しいことがたくさんあります。そんな誘惑のかたまりの世の中で生きていながら、勉強が楽しいと言えるのは至難の業です(^^; そして、成績が上がるまではかなりつらいので、成績が上がる前に諦めてしまう生徒が多いのです(T_T)
つまり、「成績が上がれば楽しい」は、かなり非効率的な方法です。私のおススメは、楽しむことを最初にすることです。楽しい環境で勉強する。楽しい仲間(友達ではありません)と勉強する。楽しい未来をイメージして勉強する。
レモンをしぼったら「酸っぱいレモンジュース」ができます。メロンをしぼったら「甘いメロンジュース」ができます。つらい状況を耐えていると、つらい結果が出ます。楽しいことを考えてやると、楽しい結果になります。世間が言っていることとは逆かもしれませんが、良い結果を出すには「楽しい」が先なのです★