第31回 最強の学習スキルは「継続」

 社会で成功する人は、なぜ成功するのか?それは簡単です。成功するまであきらめないからです。途中であきらめる人から脱落していくのです。勉強も同じです。能力や才能は生まれ持って決まっています。しかし、それだけでは結果は決まりません。努力し続ける人だけが成功を手に入れられるのです。

 勉強には潜伏期間があります。勉強の成果は、継続して、継続して、やり続けた結果が、成果として表れるのです。

 大人も子供も一緒です。初めの2、3日は予定通りやれるものの、その後が続かないことのほうが多いと思います。しかし、成果が出るまでやり続けなければ、これまでの頑張りが全て無駄になってしまうのです。

「継続」をはばむ最大の敵は、「取っかかり」です。多くに人は、やろうか、やらないかで迷ったときに、「やらない」を選択してしまいます。この「取っかかり」が一番の決め手なのです。勉強する「取っかかり」を作ってさえしまえばいいのです。まずは、勉強しなくても机に向かう。次は10分勉強してみる。明日は20分、といった感じで短い時間で練習をします。それを21日間続ければ、習慣となります。

 「継続は力なり」。長い潜伏期間を経て、「継続」が最後に成績アップとなって表れてくるのです。